R_26haruの日記

北海道の学生の雑記。お手柔らかに。

新入生が注意すべきことザッと


こんばんは。北海道での生活もはや三年目となりました。

大変すばやく時が流れ、驚きはしていませんがあまり三年目の実感は湧きません。

 

0.学部決定

早速ですが、ご報告さしあげます。

散々迷ったあげく「工学部環境社会工学科 資源循環システムコース」へ進学することを決め、正式に決定しました。

 ギリギリまでひたすらネチネチ悩んでいましたが、やっと決めました。

新生活がとても楽しみです!

f:id:R_26haru:20190308184126j:plain

3/7(木)正午にこのような形で決定されました。

 1.制度の説明

新入生は四月のガイダンスで「総合教育便覧」という分厚い冊子が配られます。基本的はありたらゆることがその冊子に書かれているので、わからないことがあれば聞く前に調べた方が正確です。

 

総合入試制度について簡単に説明すると、一年間の成績を元に最後3月に志望学部の振り分けが行われるというものです。

 

振り分けは基本的に二回行われます。1回目で引っかからなかった者を集め、2回目を行うという感じです。

他系移行は第一次振り分けでのみ可能なので、この点、同系移行の者と比べて不利です。(成績良ければ問題無い)

2.時間割を作る時の注意1

志望する学部が「文系」「理系」かによって取る時間割が変わります。(ここでミスをすると計画が全て狂います。)

 

※北大の授業は好きな授業を自分たちで選び、マイページで登録する形式をとります。

その際完全に自由というわけではなく、「どの種類のやつを何個(何単位)とってよー」と大学側から指定されます。その種類分けが下資料の「区分」「授業科目」、大学側からの指定が「算出基準単位」です。

f:id:R_26haru:20190308191150j:plain

文系の取得要請科目表(他に医学部以外の理系版、医学部版の計3種類があります。)

この資料で指定された授業の成績からはじき出されるpointが移行点です。

これらの単位以外も含んだ全ての成績からはじき出されるpointがGPA(Grade Point Agerage)です。

つまり、「移行点⊂GPA」という関係です。(二つのunitは~点と同じです。)

移行点は自分の成績の中から良い順に計算されるので、いわば成績のスタメンみたいなもんです。

 

われわれ総合教育部で重要なのは移行点です。理論的には、GPAが低くても移行点が高ければ可能ということです。(現に多くの学生は移行点の方が高いのが一般的です)

 

各授業の詳細はこちらもガイダンスで配られる「シラバス」という冊子に全て書かれています。

皆様が欲しい授業の詳細情報は十分満足に記載されているはずです。

3.時間割を作る時の注意2

要するに上の資料に従って時間割を作り(3種類ある上資料のうちどれを見る必要があるかは、志望先が文系、理系、医学部で異なる)後は頑張って成績を取れば行きたい学部に行けるということです。

留年しないための条件は、32単位以上取得することなので、その点も自動的にカバーできます。

 

少し細かい話をします。

授業には必修科目と選択科目の2種類があります。この違いは、配属される教授が大学側から指定されているかどうかです。

教授も人間なので、良い成績をくれる先生や、テストが頭おかしいくらい難しい先生や、不可を与えまくる先生など、まちまちです。

我々にとっては良い成績をくれる先生の方が好ましいですよね?

それが運任せなのが必修科目、自ら選ぶことができるのが選択科目です。

 

4.時間割を作る時の注意3

必修科目はどの時間帯にどの教室でどの先生のもとで受けるかが大学から指定されているので仕方ありません。

しかし、選択科目については「成績がきやすい授業(楽単)」「自分の興味のある授業」を取るかの二つの葛藤の中で選ぶことになると思います。

 

(どちらを選ぶかは人それぞれですが、僕の話をすると基本的に過去の平均成績が少し良いところから自分の興味のありそうな授業を選びました。つまり、地雷を避けつつ興味のある授業を取りました。つまらなさすぎるとやる気がなくなるからです。)

 

過去の成績がどのような分布かはこちらのURLで調べることができます。

http://educate.academic.hokudai.ac.jp/seiseki/GradeDistSerch.aspx

 

5.全般的なアドバイス

伝えたいことが多すぎて書ききれません。

 

①文系の成績で特に差がつくのは第二外国語かと思います。文系移行をする人は第二外国語でAを取るとかなり順調かなと思います。

 

理系移行をする人も第二外国語で差をつけるのにこしたことは無いです。しかし、やはり理系は数学、化学、物理、生物などの基礎科目で全てが決まるといっても過言ではありません。

 

②一学期の英語の試験でTOEFL-itpを受けさせられます。ここで530点以上を取得すると、後期の英語を履修しなくても自動的にAをもらえるというフィーバーが起こります(優秀認定という)。めちゃくちゃ恩恵あるので取るべきだと思います。

 

③理系はテストが多いので、過去問収集が要かと思います。過去問ない先生にあたった場合はドンマイです。文系の科目は論文やレポートや教授の創造的なテストが多いので過去問が必要な場合は少ないと思います。

 

④自転車はあるに越したことはありませんが、無くても不便なく生活できます。北大の正門側の生協近くで中古自転車販売が始まります。安く自転車を手に入れたい場合は、そこに行くと手に入ります(安い自転車からどんどん売れていくのでお早めに)。僕は自転車を先輩やバイトの上司から頂いたりして費用は浮かしています。

 

パソコンについても同様に無くても支障は全くありません。北大のいたるところに固定のパソコンがあるのでそれを使います。あると家で作業できて便利くらいです。

 

教科書は(新品が欲しいという人以外は)先輩から頂きましょう。新歓時期はみんな優しいのでどの教科書が欲しいといえば探してくれると思います。教科書を全て新品で揃えると以外とお金がかかります。

指定教科書が変わっていない限り、理系必修の生物学1:「レーヴン・ジョンソン」なんて新品で買うと一万円くらいかかります。

自分にどの教科書が必要であるかは、時間割にめどをつけた後シラバスを参照するとわかります。(が理系の必修の教科書は種類が多く無いので当てずっぽうで先に貰っておいてもいいかもしれません。)

僕は全てもらいお金を浮かしました。友達は教科書を図書館で借りて浮かしていました(これはレアな人種)。

 

⑤部活やサークルに入って学生生活を楽しんでください!正直器用にやれば、僕のように部活に所属しながら、バイトもこなして、他系移行もできます。

部活に所属しながら、移行点が3.8/4.2必要な学部に行った後輩や同輩はざらにいます。

 

要するに、本当に冗談抜きでどう過ごすかは自分次第ということです。

6.最後に

もしかしたら、我々はこの先これから関わることがあるかもしれないし、無いかもしれません。しかし、同じ土を踏み生活を共にする北海道大学の学生に後悔のない学生生活を送って欲しいというでしゃばりの元この記事を書きました。

 

お役に立てれば幸いです。

f:id:R_26haru:20190308202154j:plain

第一次振り分けの前に志望調査が行われます。(自分の順位はどの辺で出願して勝算があるかの予想材料とします)