R_26haruの日記

北海道の学生の雑記。お手柔らかに。

自己紹介2(北大での進路について)

そんなこんなで始まった北海道での学生生活でした。

大学のイベントの流れはおおまかにこんな感じです

 

4月  :新歓、時間割決定、前期授業スタート

5〜8月:楡陵祭(大学祭)、前期授業おわり

10月 :後期授業スタート

11〜2月:冬休み挟み後期授業終わり学部決定

 

0.制度

時間割決定は前期4月と後期10月の二回あります。

一年生は、進学先の「文系学部」「理系学部」「医学部」の3種類のどれかに絞り、必要な単位を取得しなければなりません。その単位の成績に応じて学部が決定されます。

簡単にいうと「文系学部」志望で途中でやっぱ、「理系学部」に行きたいと思っても、それが時間割決定後であると、制度的に厳しいということです。

 

Ⅰ模索

はっきりいって何がやりたいか漠然としか決まっていなかった僕でありましたので、2月の学部決定に向けて広く浅く学び「自分が興味そそられる学問を探す」「その学部が自分の知的好奇心が満たされるか吟味する」の二つのコンセプトを基に一年目一年生を生きました。

自分の大学の文系学部は五つ「文学部」「経済学部」「法学部」「教育学部」です。

この五つの全ての種類の講義を満遍なく履修し、それぞれの学部や教授の色を体感しました。

 

結果として通うなら文学部の心理学コースだな、という風に落ち着きました。

 

Ⅱ揺らぎと決断

ところで、僕は「(自己満足であることは理解していますが、)人の役にたつ仕事」「海外の人と関わる仕事」「自然や生活環境に関わる仕事」の3つの欲求はありました。

 

一回目一年生の夏休み、志の高い2人の友人とタコパをしました。

友人Aは帰国子女で高校生まで海外にいて、この大学のこの学部に、行きたいということを遥か海の彼方から調べ、当時私と同じ教養学部に理系として通っていました。

友人Bは東京の有名大学に落ち、後期入試でこの大学に入り、不本意な学部に通っていました。

 

我々3人は異なったバックグラウンドを持ち、生まれも性別も違いましたが、将来にやりたい仕事の方向が同じところにありました。

そうして何時間も話し意見を交換しました。

 

そこで思ったことは「この二人は将来の'したい'に向けて着々と歩みを進めている。僕は'したい'に向けて何をしているんだ。」でした。

やりたい仕事を展開している企業を調べその就活に向けて準備をする、そこで失敗すればやりたいことはできない。そうした、受動的な現状に満足できませんでした。

 

その話し合いから、どうすれば自分の将来に取って良い選択ができるのか、より深く考えました。教授と約束しお話したり、塾に通っていた際にお世話になっていた現社会人の方にお話したりし、色々なお話を聞かせていただきました。

その結果、「遠い将来のことは考えてもわからないので、まさに今自分が納得できる道を選ぼう」と思いました。

 

そういう経緯で、「手に職をつけ、積極的な準備を行う」「興味のある分野がたくさん存在する」「やりたいことと、学ぶことが合致している」など、様々な理由はありますが、自分の納得という部分を優勢し、理転しようと思い立ちました。

 

Ⅲ条件

自分のわがままで親に金銭的な迷惑をかけたくないと思っているので(親はそうは思っていないと思いますが)かかる経費などを調べました。

自分の通う大学には、授業料免除の仕組みがあります。それを利用し、かつ奨学金(借金)を利用することで、理論上親からの金銭的負担は0にすることができました。

 

もちろん、急な病気や不足の事態で多少の仕送りをしてもらう月はありますが、自分の行える最大の経費削減を図らないと、気が済みませんでした。

 

なので、事実上仕送り無しという条件付けをして、親にお話しました。

 

僕の母親は、僕の背中を後押しし支えてくれるような存在であるので、すぐに理解し許可してくれました。(他界した父も僕の背中を後押ししてくれるチカラ強い存在でした。)


感謝の気持ちが尽きません。歯が浮くような文面になるので、言葉で書くのはやぶさかではありません。笑

 

そういうことで、二年目一年生の生活を始めました。そして今はその1月にいます。